何世代も前から守られている土地は、家族の資産であると同時に、大切なアイデンティティとして特別な意味を持つでしょう。
しかし時代が変わると管理費・固定資産税が高くなるため、次の世代に負担をかけたくなくて自分の世代で手放そうと考える方が急増しています。
本記事では、先祖代々の土地を手放すよくある理由をお伝えしたうえで、実際に使える方法と注意点を解説します。
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先祖代々の土地を手放すよくある理由
先祖代々の土地を手放すよくある理由として、第一に負担となるのが固定資産税と管理費用です。
農業・賃貸など事業用として活用できる土地はプラスの財産になりますが、収益性のない土地はマイナスの財産でしかなく、所有しているだけで経済的なリスクになります。
また相続するたびに相続税がかかり、相続人は固定資産税を毎年払うため維持する期間が長いほど土地に費やすお金が増えていきます。
また、売却したいと思っても固定資産税や管理費を払っていない親族から口を挟まれる状況に子どもを巻き込みたくなくて売却するケースも多いです。
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先祖代々の土地を手放す方法
先祖代々の土地を売却する方法として、売却・相続放棄・相続土地国庫帰属制度の3つが挙げられます。
まず不動産会社と媒介契約を結んで買い手を探す売却方法を利用すれば、土地の資産価値に応じて譲渡所得が得られてプラスの財産になります。
相続の後に売却すると相続税と譲渡所得税を納付しなければならないため、相続前に現金化するのが賢明です。
続いて家庭裁判所に相続放棄の申請をすれば、売却活動で買い手が見つからずに固定資産税や管理費を払い続ける負担をなくせます。
最後に令和5年4月27日から開始された相続土地国庫帰属制度を使えば、最低でも20万以上の負担金を払って国に引き取ってもらえる可能性があります。
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先祖代々の土地を手放す際の注意点
先祖代々の土地を手放す際の注意点として、まずは反対する親族が出てくる可能性があるため、必ず家族や親族に事情を説明して理解を得ておきましょう。
「先祖が守ってきた大事な土地だから」と止められるのであれば、代わりに管理や税金の支払いをしてもらえるか交渉すると、より良い解決策が見つかるケースもあります。
続いて、どのような方法で手放すとしても実行できるのは登記上の所有者になるため、必要に応じて名義変更をしましょう。
最後に土地に対して多額のローンが残っている場合は、金融機関の担保になっているため、所有者の判断のみで手放せません。
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まとめ
先祖代々の土地を所有していると管理や税金の負担が大きいため、子どもや孫には引き継ぎたくないと考える方は多いです。
基本的には、売却・相続放棄・国庫帰属制度の3つから手放す方法を選択しますが、メリットとデメリットがあるため確認が必要です。
また親族から反対されるケースも多いため、必ず起こりうる問題を解決したうえで、実行に移しましょう。
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